2018-05-25

競う遊び(出来ばえをくらべる) ー竹馬(タカアシ)ー

真竹や唐竹、破竹等で径三センチ位の節間の揃った竹材を使用した。

長さ約一,五メートル位のものを二本、高さは適宜に足をのせる台をつけた。

慣れないうちは足台は低くつけたが、慣れてくるとだんだん高くして遊んだ。

両手で竹棒の上部を握り、両足を台にのせて身体の調子をとりながら歩いた。

上達するにつれて、速度も早く足台も高くしたり、片足で跳んだりした。

お互いに競走するなどして楽しく遊んだ。

この竹馬もほとんど手づくりであった。

増子利雄 岩谷文輔

 

『郡山のことばとくらし』

監修 大島建彦
編 福島県郡山市教育委員会文化課
平成2年3月31日発行

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