2018-05-25

競う遊び(出来ばえをくらべる) ー輪回し(たがまわし)ー

桶のたがの不要になったものや、自転車のリムを回して走り回った。

たがを回す棒は十二番線の針金を曲げて使用した。

リムを回す場合は、直径一センチ、長さ三十センチの棒をリムのへこみにあて押して走った。

 

増子利雄 岩谷文輔

 

『郡山のことばとくらし』

監修 大島建彦
編 福島県郡山市教育委員会文化課
平成2年3月31日発行

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コメント2件

  • 正則一皐月闇のニンフたち より:

    金子みすゞさんの詩があります・・・

    輪(わ)まわし
                      
    あの町ぬけて
    この町ぬけて
    輪まわし がァらがら。
    一つ人力(じんりき)
    二つ荷車
    おいこして がァらがら。
    三つ目をぬけば
    もう町はずれ、
    町の外へ がァらがら。

    田圃(たんぼ)のみちは
    お空へつづく、
    空の上まで がァらがら。
    日が暮(く)れかかりゃ
    夕やけのなかへ
    ほうり出して、かァえろ。

    海から出た星が、
    その輪をかぶって、
    天文台(てんもんだい)の博士、
    びっくり、しゃっくり、目をまわす。
    「大発見じゃ、たいへんじゃ、
    土星が二つにふえちゃった。」

     輪回しは、1とπ △▢〇 1234 を
     結びつけている・・・
     メタ数学の眺め・・・

     ヒフミヨはもろはのつるぎ絵本あり

    • 鹿島大神宮 より:

      金子みすずさんの詩、好きなのですが、この詩は初めてでした。
      ご紹介ありがとうございます。

      輪回しも運動会でやっただけの思い出ですが
      ものさびしいイメージがありますね。

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